演技派女優として活躍されている黒木華(くろき はる)さん。
数多くの賞を受賞され、その実力が認められている黒木華さんですが、世間では「下手派」と「うまい派」で評価が分かれている様子。
そこで、黒木華さんの演技力の評価について情報をまとめました。
- 黒木華さんの演技力について、下手派とうまい派の意見まとめ
- 黒木華さんの演技の評価が分かれる理由
- 黒木華さんの演技に対する共演者の評価
すぐ読める目次
黒木華の演技は下手?うまい?

本名:黒木華(くろき はる)
生年月日:1990年3月14日
年齢:31歳(2021年7月現在)
出身:大阪府高槻市
身長:164cm
血液型:B型
職業:女優
所属:パパドゥ
大学在学中の2009年12月、「野田秀樹演劇ワークショップin大阪」に参加し、翌2010年6月にNODA・MAP公園『ザ・キャラクター』で舞台女優デビューを果たした黒木華さん。
女優歴11年目に突入し、これまで多くのドラマ・映画に出演されている黒木華さんですが、その演技力について世間では「下手派」「うまい派」で意見が分かれています。
「下手派」「うまい派」それぞれの意見を詳しく見てみましょう。
下手派の意見

まずは、下手派の意見から。
重版出来、黒木華さん、ほんと演技がヘタすぎるんだよ。以上にいい人ぶって、顔を作って演技するから顔が怖い怖い。昭和顔と言われるだけあって、演技もくさいし、ヘタすぎるな。
— peko (@peko2011) May 3, 2016
黒木華ってこんなに演技下手だっけ。本人のせいじゃないっぽい気がする。
— d a y o (@dztp) June 14, 2016
黒木華さんの事が書いてある記事を読んだが「彼女は演技の演技をしているから演技下手」というような事が記されていた。私は逆に、ものすごくナチュラルにCoccoさんとやり取りされているように思えて、普段からこの方はこうなのだろうな、と。だからこそ、同じ空間にいるような感覚になれたとも思う。
— 夢 現-ユメウツツ-映画好き (@yu_rne_u22) August 25, 2019
あれ? 黒木華ってこんなに演技下手やった?#疑惑
— ふじりんご🍎 (@FujiAppleFuji) February 3, 2019
黒木華ちゃんは演技下手では無いけど完全に舞台演技でテレビドラマで見るとちょこっと違和感
— 石榴 (@zacrolity) November 26, 2013
個人的に黒木華さんを演技上手いと思った事がなくて、むしろ下手だなあと思ってるんだけど海外で一番評価されてる日本人女優だから見る人の感覚で上手い下手は違ってくるんだね
— クワンペ (@hioZw0ZL6LvTlJB) January 7, 2021
東出くんって演技下手かな?ちょっと不思議で独特の雰囲気は好きだけどなー。こういう役者がいてもいいと思うよ。私はいろんな賞をもらってる黒木華とか蒼井優の方が演技下手だと思うけどねw演技なんて人それぞれなんだしその人の演技が好きならそれでいいんじゃないの?
— kanon (@rosekanon) April 23, 2018
これらの意見をまとめると、黒木華さんは主に以下の理由で「演技が下手」と言われているようです。
- いい人ぶった演技
- 顔を作って演技するから顔が怖い
- 演技がクサい
- 演出のせい(?)で下手に見える
- 「演技の演技」をしているから下手に見える
- 完全に舞台演技で違和感(大げさ)
- 海外で一番評価されてる→感覚で違う
- 見る人の好みによる
うまい派の意見

続いて、演技うまい派の意見です。
演技の上手い下手なんてよく分からんが黒木華ちゃんの演技は見ていて気持ちがいい。 #天皇の料理番
— ジュウザ (@okap_D) May 10, 2015
昨夜は澪つくし料理帖三昧。黒木華を演技下手とこき下ろしているブログがあって驚いた。今の女優でこれ程の存在感を持ってる人が、何人いるだろう?若い頃の田中裕子に匹敵すると言ったら誉めすぎかな?
— zakujiji (@zakujiji1) December 18, 2019
黒木華ちゃん、リップヴァンウィンクルのときの演技めっちゃすき。「自然な演技」って、ああいうのだよなあって思う演技だった。あと別れさせ屋?の俳優さんが「下手な演技」の演技がうまくてびっくりした。黒木華ちゃん、繕い裁つ人でも作品の空気に溶け込んでてすき
— ひとむ💎* (@nonder25sz) August 11, 2016
黒木華ちゃん、今日も可愛いかった(*^^*)下手したらウザいと言われそうな役なのに、セリフを言った後の顔の表情とか、手の動かし方とか、手抜きのない演技だなあと。
— 優 (@jaciao) April 19, 2016
これらの意見をまとめると、黒木華さんは主に以下の理由で「演技がうまい」と言われているようです。
- 見ていて気持ちがいい
- 存在感がすごい
- 自然な演技で作品の空気に溶け込んでる
- 手抜きのない演技(表情や手の動き)
また、黒木華さんはこれまでに数多くの賞を受賞されています。
これまでの受賞歴がすごい

黒木華さんのこれまでの受賞歴は以下の通りです。
映画
- 第5回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞(『シャニダールの花』『舟を編む』『草原の椅子』)
- 第26回日刊スポーツ映画大賞 新人賞(『舟を編む』『草原の椅子』ほか)
- 第87回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞(『舟を編む』『シャニダールの花』『草原の椅子』『まほろ駅前番外地』『くじけないで』)
- 第35回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『舟を編む』『シャニダールの花』『草原の椅子』『くじけないで』)
- 第37回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『舟を編む』『草原の椅子』)
- 第56回ブルーリボン賞 新人賞(『草原の椅子』『舟を編む』『シャニダールの花』)
- 第23回東京スポーツ映画大賞 新人賞(『舟を編む』『草原の椅子』)
- 第23回日本映画批評家大賞 新人賞(『草原の椅子』)
- 第64回ベルリン国際映画祭 銀熊賞 (女優賞)(『小さいおうち』)
- 第38回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『小さいおうち』)
2015年度
- 第89回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(『母と暮せば』『幕が上がる』『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』)
- 第39回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『母と暮せば』)
2016年度
- エル シネマ大賞 2016 ベストアクトレス賞
- 第26回日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)
- 第40回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)

2017年度
- 第32回高崎映画祭 最優秀助演女優賞(『海辺のリア』)
2018年度
- 第42回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『日日是好日』)
2020年度
- 第44回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『浅田家!』)
テレビ
- 第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『天皇の料理番』)
- 東京ドラマアウォード2015 主演女優賞(『天皇の料理番』)

2016年度
- 第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『重版出来!』)
2018年度
- 第14回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞 助演女優賞(『獣になれない私たち』)
2019年度
- 東京ドラマアウォード2019 助演女優賞(『獣になれない私たち』)
- 第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『凪のお暇』)
2020年度
- 第2回アジアコンテンツアワード 主演女優賞(『凪のお暇』)
- 東京ドラマアウォード2020 主演女優賞(『凪のお暇』)

このように、世間では「演技が下手」という意見が多いものの、「演技がうまい」派の意見も多数見受けられ、さらに数多くの賞も受賞されています。
なぜ黒木華さんの演技の評価がここまで分かれてしまうのでしょうか。その理由を調べてみました。
黒木華の演技の評価が分かれる理由

黒木華さんの演技の評価が分かれる理由は、主に以下の4つだと思われます。
- 舞台出身の俳優だから
- 独特な存在感があるから
- 役柄の合う合わないが激しいから
- 演出家の意図
演技の評価が分かれる理由1:舞台出身の俳優だから
黒木華さんのデビュー当初の経歴は以下の通り。
- 2009年12月:「野田秀樹演劇ワークショップin大阪」に参加
- 2010年6月:NODA・MAP公演『ザ・キャラクター』で舞台女優デビュー
- 2011年:NODA・MAP公演『南へ』、阿佐ヶ谷スパイダース公演『荒野に立つ』、蜷川幸雄演出『あゝ、荒野』などの舞台作品に出演
- 同2011年:映画『東京オアシス』でスクリーンデビュー
- 2012年:NHK連続テレビ小説『純と愛』に出演
2009〜2011年までは、主に舞台をメインに活動されていた黒木華さん。
舞台の演技は、映像作品よりも身振りや言葉を大げさに表現するので、その名残で「演技が大げさ」「わざとらしい」などの意見が出てくるのだと思われます。
演技の評価が分かれる理由2:独特な存在感があるから

黒木華さんの容姿や演技には独特な世界観があります。
作品によっては、その世界観や個性が出過ぎてしまい、作品に合わずに「なんか下手」という印象に繋がってしまうのかもしれません。
演技の評価が分かれる理由3:役柄の合う合わないが激しいから

芸歴11年目に突入した黒木華さんは、これまで数多くの作品に出演されてきました。
その分、幅広い役柄を演じられてきた黒木華さんですが、中には役柄の合わなかった役もあったと思われます。
その時の印象で「イメージと合わない=演技が下手」という印象を持った人もいるかもしれません。
演技の評価が分かれる理由4:演出家の意図

これは黒木華さんの演技力の問題ではありませんが、黒木華さんの演技が演出家の意図に合わず、作品によっては演技が不自然に見えてしまうこともあったのかもしれません。
このように、様々な理由で演技の評価が分かれてしまっている黒木華さんですが、共演者からの評判はどうなのでしょうか。
黒木華の演技に対する共演者からの評判は

黒木華さんの演技力に対する、共演者からの評価をまとめました。
樹木希林のコメント
2018年10月13日公開の映画『日日是好日』で共演された黒木華さんと樹木希林さん。


樹木希林さんによる黒木華さんの演技力の評価は以下の通りです。
「この映画のオファーを受けたときに、『主演によるね』と思って。そうしたら、どうやら黒木さんで決まりそうだと聞いたので私も出ることにした」と裏話を披露。さらに「黒木さんって人は、まだ28歳だけど、しなやかで、内に秘めているものがものすごく強くて。日本の映画界を背負って立つ役者さんだなと思って期待しています」とエールを贈った。
引用元:シネマトゥデイ
「黒木さんで決まりそうだと聞いたので私も出ることにした」「まだ28歳だけど、しなやかで、内に秘めているものがものすごく強くて。」「日本の映画界を背負って立つ役者さんだなと思って期待しています」と、女優としてこれ以上ない褒め言葉ではないでしょうか。
米倉涼子のコメント
2019年4月22日放送の『1番だけが知っているSP』に出演された米倉涼子さん。

「脅威を感じる女優は?」と問われた米倉涼子さんは、以下のように解答されました。
そんな米倉が「脅威を感じる女優は?」と問われると「対抗心を持っちゃう。その人のオーラとかたたずまいとか」と説明した後、挙げた名前が「黒木華さん」。2人は2月に放送されたテレビ朝日系スペシャルドラマ「疑惑」で共演しており、米倉は「種類が違う人間」という言い方で絶賛した。
引用元:exciteニュース
「対抗心を持っちゃう。その人のオーラとかたたずまいとか」「種類が違う人間」と、ベテラン女優・米倉涼子さんも対抗心を持ってしまうほど、黒木華さんの演技力や存在感が高く評価されているようです。
山田洋次監督のコメント
2014年1月25日公開の映画『小さいおうち』に出演された黒木華さん。

同作品の監督・山田洋次さんのコメントがこちら。
女中・タキを演じた黒木さんは劇中では割烹着を着ているが、監督はこれを「日本一でしょうね、この人の割烹着姿は」と大絶賛。黒木さんは「平成生まれなのに…(苦笑)。でもありがたいです」とニッコリ。
引用元:シネマカフェ
黒木華さんに対し、「日本一割烹着が似合う」と評価した山田洋次監督。
演技力とは直接関係のないコメントかもしれませんが、黒木華さんの持つ存在感や世界観が、このコメントを出させたのでしょう。
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黒木華の演技は下手?うまい?評価が分かれる理由と共演者からの評判は|まとめ
黒木華さんの演技力について、下手派・うまい派の意見や、評価が分かれる理由、共演者からの評判などの情報をまとめました。
世間では賛否両論あるようですが、演劇業界では間違いなく高く評価されている黒木華さんの演技力。どのような演技を見せてくれるのか、今後のご活躍も楽しみにしています。