柔道家として活躍されている大野将平選手。
リオオリンピックで金メダルを獲得し、東京オリンピックでも注目を集めている大野将平選手ですが、過去に不祥事がいくつかあった様子。
そこで、大野将平選手の過去の不祥事について情報をまとめました。
- 大野将平選手の過去の不祥事について
- 大野将平選手の天理大学時代の逮捕の噂とは
- 大野将平選手の実際の性格
すぐ読める目次
大野将平の不祥事まとめ|天理大学時代の逮捕の噂

本名:大野将平(おおの しょうへい)
生年月日:1992年2月3日
年齢:29歳(2021年7月現在)
出身:山口県山口市
身長:170cm
血液型:O型
職業:柔道選手(73kg級、組手は右組み)
所属:旭化成
柔道選手として活躍されている大野将平選手。
その高い実力で、多くの大会で実績を残されています。
- 2011年:ケープタウン世界ジュニア 金メダル
- 2012年:グランドスラム東京 金メダル
- 2013年:リオデジャネイロ世界柔道選手権大会 金メダル
- 2018年:ジャカルタ アジア大会 金メダル
- 2019年:東京世界柔道選手権大会 金メダル
- 2020年:デュッセルドルフグランドスラム 金メダル
など
しかし、そんな優秀な大野将平選手ですが、天理大学柔道部時代にとある不祥事を起こしています。
天理大学柔道部での暴力事件に関与
2013年5月、奈良県にある天理大学の柔道部で複数回の暴行事件があったと報道され、世間を騒がせました。


天理大(奈良県天理市)は4日、記者会見し、柔道部の4年生の男子部員4人が5月、1年生部員十数人の顔を平手打ちし、うち1人に鼓膜が破れるけがをさせていたと発表した。暴行は複数回あり、大学は4人の処分を検討している。天理大柔道部は五輪や世界選手権のメダリストを輩出している名門。
引用元:日本経済新聞
報道によると、
- 柔道部の4年生の男子部員4人が暴行を行った
- 練習中に水を飲んだとして寮で1年生部員を叱責
- 十数人の顔を平手打ちにした
- 部員1人の左耳の鼓膜が破れた
- 6~7月にも木刀で尻をたたかれ、顔を平手打ちされた
といった激しい暴行が繰り広げられた様子。
大学の説明によると、4人は5月、練習中に水を飲んだとして寮で1年生部員を叱責、うち十数人の顔を平手打ちにした。この際、部員1人の左耳の鼓膜が破れた。この部員は6~7月にも木刀で尻をたたかれ、顔を平手打ちされた。
引用元:日本経済新聞
リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した大野将平さんは、当時天理大学柔道部の主将を務めており、「行為を止められず、ふがいない」とコメント。
ブラジル・リオデジャネイロの世界選手権男子73キロ級で金メダルを獲得した4年生の大野将平主将も5月の暴行の際、現場に居合わせており、調査に「行為を止められず、ふがいない」と話しているという。
引用元:日本経済新聞
しかしその1週間後、実際は大野将平さんも暴行に関与していたと公表され、30日間の停学処分が下されました。
5月28日に同部主将(当時)だった大野を含む4年生5人と2年生5人、1年生2人が1年生部員数人に対して平手打ちや足蹴を行った。大野は1年生部員に対して2回平手打ちの暴力を振るっており、9月10日から30日間の停学処分となった。
引用元:日刊スポーツ
逮捕・退学・引退の噂も

実際は暴行事件に関与していたと公表した大野将平さん。
学校を通じて以下の謝罪のコメントを発表しましたが、嘘をついていたことが公になり、世間から批判の声が多く挙がりました。
大野は「今回の件につきまして全柔連が暴力行為を排除していく中で、自分がたたいたということは誠に申し訳なく、心から反省しています。これからは成人した社会人となるように出直してやっていきたいと思います」と学校を通じて謝罪のコメントを出した。
引用元:日刊スポーツ
天理大学柔道部の暴力事件、主将の大野将平は暴行に関わっていないと言ってるみたいだが怪しいな!いくら学生とはいえもう大人なんだし、すべてが暴かれる前にきちんと説明して金メダルは返上するべき!!
— okawaridan (@okawaridano) September 5, 2013
柔道の大野将平、過去の暴力事件の首謀者が、「礼儀を重んじて」とか「武士道」とか笑わせるんだけど。負け=死 ってコメントもあまりにも幼稚な発想。不謹慎だろ。
いいね、男は。性犯罪もそうだけど暴力事件起こしてもうやむやにされて無かったことにしてもらえる特権があって。#news23
— 啓💐 (@time_graffiti) August 27, 2019
世間からのバッシングがあまりにも激しかったため、「暴行容疑で逮捕されたのでは」「このまま引退?」などの噂にも発展したようですが、これらの噂はデマ。
実際は逮捕も引退もされず、30日間の停学処分など重い処分を受けています。
厳しい処分内容

大野将平さんは、以下の厳しい処分を受け、その後復帰されています。
- 停学・主将の解任
- 強化指定選手取り消し
- 全日本重度連盟から登録停止処分
- しばらく公式試合に出られない状態に
暴行現場にいながら止めることができなかったことを問題視され、5日に主将を解任された。世界選手権から帰国した4日、暴力への関与について「分からないので監督に聞いてください」と話していた。今回さらに30日間の停学処分が加わった。
引用元:日刊スポーツ
一時期は「柔道をやめたい」と考えていたという大野将平さん。実際は引退も視野に入れていたのかもしれません。
しかし、処分期間中は柔道部員数人とともに山口県の実家で過ごし、
- 震災の被災地・福島でボランティア活動
- 昔通っていたスポーツ団で子供達に稽古
などをして過ごしているうちに柔道への情熱が再燃。
恩師に「ゼロからでもいい。もう一度世界一を目指します。」と宣言し、柔道の道に復帰したようです。
後輩たちの罪を被っていた?

30日間の停学処分など、重い罰を受けた大野将平さん。
しかし実際は、暴行事件は大野将平さんが世界選手権の合宿で不在のタイミングで起きていたようです。
実際は手を出していないのに、大野将平さんが同級生たちを庇ったのは、同級生たちの内定を守るためでした。
同級生たちは当時、警察や教員などに内定が決まっており、暴行事件が公になれば内定は取り消しになってしまうため、事件当時不在だった大野将平さんが罪を被ったようです。
事件は僕が世界選手権の合宿に行って不在のときに起きたんですが、同級生たちが「教員とか警察官の内定を貰(もら)っているやつらの就職がヤバいらしい」と言っているのを耳にして、真実を飲み込むというか、「これで叩かれるんなら、もういいや」と思ったんです。なるようにしかならないだろう、と。
自分のあずかり知らぬところで独り歩きする大学の発表と報道――抵抗してもムダだと悟った大野は、同級生たちの将来を守るため、すべてを飲み込んだのである。
引用元:フライデー
仲間たちの将来のために自分が犠牲になる、仲間思いな大野将平さんの性格が伺えます。
大野将平の実際の性格は

大学時代には暴力事件を起こしてしまった大野将平さんですが、実際の性格も短気で暴力的なのでしょうか。
ネット上では、やはり「怖い」というイメージが定着してしまっている様子。
大野将平強いってか怖い
— がるもね (@GalmONE_) September 1, 2019
大野将平怖いって実況されてるけど、実際に今日近場で見てオーラが凄かった…
— Capelito (@Capelito_one) August 27, 2019
しかし、実際の性格は穏やかでストイック、前向きな性格だそう。
そして、暴行事件で同級生を庇ったことからも分かる通り、仲間思いで人情に厚いタイプだと思われます。
何より、仲間や関係者、恩師や家族との関係を大事にしてきたからこそ、現在の活躍があるのかもしれません。

大野将平の不祥事まとめ|天理大学柔道部時代の逮捕と引退の噂について|まとめ
大野将平選手の過去の不祥事や逮捕の噂、実際の正確について情報をまとめました。
大学時代には暴力事件を起こしてしまった大野将平選手ですが、それ以来はもちろん心を入れ替え、柔道一筋でスポーツと向き合っている大野将平選手。
今後のご活躍も楽しみにしています。